# 風俗

新型コロナで大打撃、それでもわたしが「レズ風俗」を続ける理由

風俗という“ライフライン”
橘 みつ プロフィール

いま、なぜ「風俗」が必要なのか

生活の安定があってもなくても、一人で家にこもっていると自身の輪郭がぼやけ、自分の考えや欲求がわからなくなることがある。

たとえば平時であっても、インターネットには様々な意見や情報が玉石混交に溢れている。友人や同僚など身近な範囲の人間にリアルで対面し、会話することで情報がふるいにかかり、自分にとっての「玉」を見極めながら自身の価値観が形成されていくはずだ。

しかし日常生活に制限がかかるほど社会が混乱している時は、情報の質を見極めることこそが困難になる。情報収集の過程でなんとなく他人の意見や批判を目にして、知らず知らずのうちに普段とは違った主義・主張に同調していたりすることもあるだろう。

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誰かとの接触や会話などで「自分がどう思うか」を話し合う機会がないと、得た情報を咀嚼できず受動的になってしまうのも無理はない。

たとえその外部から忍び込んできた価値観が、自分の本来の考えと食い違っていてもそれと気づくきっかけが減っている現状では、「そういうものか」と見聞きした意見を飲み込み続け、知らないうちに心を摩耗していたりする。

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