# 競馬 # ギャンブル # 新型コロナウイルス

「ミッドナイト競輪」絶好調…!売上の記録更新ラッシュが続く理由

無観客開催が追い風に
佐藤 永記 プロフィール

分断される2つのファン層

競輪のネット投票比率は約4割で、ボートレースより若干少ない程度と大きくは変わらない。だが、無観客開催のミッドナイトが全体売上の1割を占めており、通常開催でのネット投票シェアで見ると約3割となる。

もし、ボートレース並にネット投票が普及していたとすれば、ミッドナイトがある分だけボートレースよりネット投票シェアは上がっていなくてはいけない、がむしろ下がっているのだ。

Photo by GettyImages

また逆に、約4割となるネット投票主体の競輪ファンはミッドナイト競輪を好んでいる。ミッドナイト競輪は基本7車立てと、普段の9車開催から比べて2車少ない。だが、難易度は9分の7ではない。売上主流の3連単で見ると、7車立てならば210通り、9車立てならば504通りと、出目数だけ見ても倍以上の差が生じているのである。

このように競輪は大きく2つのファン層に「分断」されている。

 

現地派は競輪場や場外に行き、ネット派はミッドナイト競輪を好む。6割を占める現地派をネット投票に促すのは今は至難の技だ。なぜならそれを促す場所、すなわち競輪場や場外が無観客開催だからである。

そして、約4割のネット投票ファンはミッドナイト競輪の売上記録更新が続く数字を見れば分かるように、今まで以上に競輪を買っている。現状が大きく変わるのは無観客開催が続いているうちは難しいだろう。しかし、逆に言えば、これから先、新型コロナウイルスが収束し分断状態に交流を生めば、全体売上が改善される素地がある。

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