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「ミッドナイト競輪」絶好調…!売上の記録更新ラッシュが続く理由

無観客開催が追い風に

競馬の好調ぶりも話題だが

あらゆるスポーツが自粛を余儀なくされる中、ファンを集めなくともネット投票で開催が成り立つ公営競技だけは、ほぼ開催を維持している。

だが、競輪だけは『売上大幅減』の報道が見受けられる。一方、地方競馬は売上がむしろ上がり、中央競馬も約15%減で奮闘するなど対照的だ。だが実際のところ、そこまで競輪は厳しいわけではないと筆者は考えている。

まず競馬を見ると、とりわけ地方競馬が好調だ。平日も開催している地方競馬は、野球やサッカーなどの代わりとして、平日も楽しめるスポーツの話題を一気に引き受けている。

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ネット投票の普及率も競馬は高く、地方も中央も約7割がネット投票の売上。しかもそこから売上が伸びていることを考えると競馬場中心のファンにもほぼネット投票が普及していたことが伺える。

では競輪はと言うと、全体で売上約3割減、直近のG3に至っては6割減と厳しそうに見える。だが見た目の売り上げ以上に大事なのは、「損益」のはず。なぜなら、通常時の公営競技開催では「場外発売」「レース場開催経費」など様々な開催経費がかかるからだ。

 

すでに競輪とオートレースは深夜時間帯に「ミッドナイト」と称して無観客開催を実施し、売上もアップしている。さらに様々な開催経費削減により大幅黒字を達成しているという。一説には競輪の場合、無観客で開催すると数千万の経費が削減できている話もある。

もちろん契約などの違いがあるため、競技やレース場によって削減できる割合は違うが、無観客での中央競馬の売上が15%減ならば経費がかかっていない分、「利益」は確保できていることが容易に想像できる。