テラスハウス恋愛学 #File09 恋がさめた女の残酷さ】

男女の思惑が複雑に入り乱れる「テラスハウス」は、恋愛や人間関係の教材にピッタリ。 ということで、出会い、恋愛、結婚……男女のさまざまなステージにおける心の機微に詳しい恋愛アナリストのヨダエリが、現在Netflixで配信中の『テラスハウス TOKYO 2019-2020』から学べるポイントをピックアップしお届けする。

4月14日配信の第40話をもって、テラハのNetflixでの配信は一時休止になった。新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、キャストとスタッフの安全と健康を最優先に考えた末の決断だという。納得の判断だ。無事に撮影ができる状況になるまでは、今は皆が人との接触をできる限り避けて過ごすのが最善策だろう。

というわけで、今回は、鬱屈しがちな日々の中で明るい気持ちになれるテーマ……にしたかったが、やはりアレに触れずにはいられない。最近のエピソードの中でメガトン級の打撃を放った、“コスチューム事件”である。

ブチ切れる花を前に、静まり返るメンバーたち〔PHOTO〕山チャンネルより

MC陣、視聴者が戦慄した花のブチギレ

内容はこうだ。花がプロレスの試合で使うコスチュームが洗濯機に入っていることに気付かず、快が自分の洗濯をしようと洗濯機を回し乾燥機にかけ、衣装が縮んでしまった。デザイナーさんと相談しながら10万円以上かけて作った、花いわく「命の次に大事」な衣装。

それをダメにされた花は、皆の前で快への怒りを爆発。最初は、洗濯する際の不注意さへの非難だったが、途中から、大体お前は、と日々の暮らし方から京都旅行での態度まで、事件とは関係ないことまで罵倒に次ぐ罵倒、ディスに次ぐディス。もはや癇癪。

しまいには、「ふざけた帽子被ってんじゃねえよ」と快の帽子をはたき落とす花〔PHOTO〕山チャンネルより

そこまで怒らんでも……てか、命の次に大事な物は洗濯機に入れっぱなしにしないような……などと思ったのは筆者だけではないだろう。そして、怒りっぷりがあまりにアグレッシブで思わず忘れそうになるが、ほんの1、2周間前まで、花は快にときめいていた。快への気持ちをビビや夢に聞かれたとき、頬を赤らめて照れまくるほどに。

人はここまで一気に気持ちが変わるものなのか……? と不思議に思った人もいるだろう。だが、さまざまな男女を見てきて、そして自分自身を振り返っても思うのは、この急降下パターンは、女性には決して珍しいことではない、ということだ。

一体、なぜそんな急降下が起きるのか、男性との違いにも触れながら、筆者なりの考えを記したいと思う。