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# インバウンド

新型コロナでインバウンド消滅…!ヒドすぎた「入国規制遅れ」のツケ

3月の入国外国人92%減

さすがに激減

新型コロナウイルスの蔓延に伴う入国規制などによって、日本に入国する外国人の数が激減している。

出入国在留管理庁が4月14日に発表した今年3月の入国者総数(速報)は21万7671人で、前の年の同じ月の275万2194人から92%減と10分の1以下になった。日本政府が3月5日から中国と韓国に滞在歴のある外国人の入国を規制する措置を取ったことで、中国、韓国からの入国者が激減した。

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昨年3月には64万9137人だった中国からの入国者が、1万2272人と2%未満になった。このうち8556人が日本に居住する人など再入国者だったので、新規入国者はわずか3716人だった。また、韓国からの入国者も2万867人と前年3月の61万2410人と4%未満になった。

新型コロナへの日本政府の対応は当初、後手に回っていた。海外からの訪日旅行客の入国を止めるのが遅すぎたとも批判の声が上がっている。

感染が始まった武漢を含む湖北省滞在外国人の入国を規制したのは2月1日。中国などの正月である「春節」の休みだった1月24日から30日までは自由に日本にやってくることができた。

この間に中国人観光客が日本国内で落とすインバウンド消費への影響や、予定されていた習近平国家主席の国賓としての来日に水を差したくない政府が慮ったという見方が広がった。

 

結局、春節期間中には大勢の中国人観光客が日本を訪れた。1月の中国からの入国者数は出入国在留管理庁の調査ベースで88万8569人と、前の年の68万8759人を大きく上回った。

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