# 筋トレ

「夏までに“いい体”にしたい!」どこから鍛えればいいのか?

印象的なカラダはこう作る
岡田 隆 プロフィール

差のつけどころは「背中と脚」

ボディビル界には、数々のレジェンドビルダーたちによる名言が存在します。

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90年代にアメリカで活躍したショーン・レイ。彼は「背中を向いたら、サヨウナラ」という、まるで映画のタイトルのようなフレーズを残しています。

ショーン・レイはトップ中のトップと言っていい活躍を見せた選手ですが、ものすごく美しい体をしてはいるけれど、筋肉量ではほかの選手に劣るタイプ。「バランス型」と呼ばれる選手でした。ゆえに、常に【ボディビル競技において優先されるのはサイズなのか、シェイプなのか】を世に問いかけていたのです。

サイズを求める者は、筋力も強いし筋肉量もあるけれど、目で見て確認ができない背中は、特に仕上がりが雑になる傾向にあります。そこを彼は、このフレーズをもって突いてきたのです。「アイツの体はたしかにデカい。でも、背中を向いたら……サヨウナラだ」と。

……え。これは、一体なんの話なのでしょう。完全に超上級者向けの話をしてしまいましたが、要するに背中のトレーニングは目視できないだけあって、非常に難しい。それでも取り組むことで他に大きく差をつけられるという話です。

背中と同じくらい、仕上がるとリスペクトの対象となるのが脚。背中とは異なり、脚は目で動きを確認することができるパーツですが、筋肉の体積が大きいので始めると、すぐに息が上がってしまいます。筋肉を限界まで追い込み切るより先に、息苦しさからくるネガティブメンタルが作用してしまうため、心の強さが問われ、かなりキツいトレーニングになります。

 

ですから、トレーニングの結果、脚が仕上がっているということは、多くの人が絶対に登りきれないと思っている山に登りきった証しのようなもの。メンタルも心肺機能も筋力も、すべてが強い体であることを示しています。私はオスのビルダーとして強い脚は強い個体の象徴と感じますし、もはや脚の仕上がりを通してオスの尊厳をぶつけ合っているとさえ感じます。

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