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「現金払いとキャッシュレス決済」トクなのは…?FPが出した意外な結論

キャッシュレス化が行き着く先
篠原 充彦 プロフィール

キャッシュレスで浪費が進む?

もう1つキャッシュレス決済で気を付けていただきたいのが、「痛みを感じない」ことに慣れてはいけないということです。痛みとは財布からお金が消えて行く痛みです。

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国は、なぜキャッシュレス化を進めているか? それは、個人のお金に関係があります。今、日本国内に使われないで溜め込まれている個人のお金が約45兆円あります。1万円を積み上げていくと大気圏を突き抜け宇宙に達するほどの量です。国はこのお金をキャッシュレス化によって動かしたいのです。

世界的に見ても日本は現金大国です。 現金に慣れ親しんでいるのを他の決済の方法で、消費のハードルを低くする狙いがあります。

ではなぜ、キャッシュレス化にすることによって、お金が動くか? それは、キャッシュレス化最先端の国、スウェーデンにヒントがあります。

スウェーデンの現金比率は1.3%。キャッシュレス率が98%という驚異のキャッシュレス大国。スウェーデン国民は、レストランでの食事や買い物、タクシー、そして教会の寄付までスマホで支払います。 現金の代わりにチップを手に埋め込み手ぶらで支払いをする人もいます。

 

キャッシュレス化を徹底したスウェーデンの経済のGDPは、5年で24%上昇しています。キャッシュレス研究の第一人者ニクラス准教授によると、「キャッシュレス化にすることによって心理的ハードルが下がり、より手軽に支払うようになる」という研究結果も出ています。

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