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老後のお金を貯めるには「財形貯蓄」「iDeCo」どちらがおトク?

コスパの良さは、ここで見る
中国・武漢から始まった新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動への影響が心配されており、それは私たちの家計も例外ではない。こうした局面においてどのような基準で経済活動を行うべきか。家や車、保険などの大きな決断から、身近なことまでお金に関する選択を「コスパ」の観点から切り込んだ『コスパの神様』の著者であるファイナンシャルプランナーの篠原充彦先生に、先行きが不透明な状況下で誰もが気になっているお金の悩みについてうかがった。

若いうちから老後対策を

金融庁が公表した「老後2000万円問題」は覚えていますか。政府は不正確な数字ということでうやむやにしましたが、みんなうすうすは感じてたと思うんです。

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「俺ら世代はどうせ年金なんかもらえないしなー」

「長生きしてもいいことなんて何もないわ。将来のことなんて考えんとこ。大将、ハイボール!」

と居酒屋で酒のアテの1つとなっていた話題が、あのニュースで自分ごとになり、重い腰がようやく上がったように私の事務所に相談に来る方の数も増えました。

「年金だけで生活はできない」というのは、みなさんも頭のどこかでわかっているとは思います。わかっているけど、自分の老後のお金のことについてはわからない。これはなぜか。それは「老後はまだまだ先の話だから」と、考えないように蓋をしてしまっているからです。

まだまだ先の話だからこそ、今から老後のために無理なく貯蓄をするのが大事です。

「貯金かあ。給料少ないし、なかなか貯まらへんねんなあ」と思う方もいると思いますが、違います。給料が多い少ないは関係ありません。

 

現に、私の事務所にも年収3000万円クラスの方も相談に来ます。その方の貯蓄を見ると100万円もないなんてこともよくあります。その方は「私のような人を生み出さないように悪い例として講演で話してください」と言って、今は家計改善しています。