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実は千葉で起こっていた…磁石のSとNが入れ替わる「地磁気逆転」の謎

物理学者が発見した驚きの事実

実は、太古には何度も入れ替わっていた

登山の必需品である方位磁針。ご存知の通り、N極は北を、S極は南を指し示す。なにも目印がない場所でも方位磁針さえあれば、おおよその方角を知り、ルートに目星をつけることができる。

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そもそも、なぜ方位磁針のN極が北を、S極が南を示すかというと、地球自体が大きな磁石になっているから、というとイメージしやすいだろう。

北極側にはS極、南極側にはN極の性質があり、両極を結ぶようにして磁気が発生しているのだ。

地球の内部にある核は、中心部にある内核と、それを囲む外核の2つにより構成されている。

これらはどちらも地球の自転に合わせて回転しているが、中心部の内核のほうが外核よりも速い速度で回転している。

 

内核と外核との間で起こるこのズレが発電機のような働きをするため、地球には、地磁気と呼ばれる磁気が発生する。

方位磁針の針が常に一定の方角を指し示すことは、11世紀の宋(中国)で発明されて以来、広く知られてきた。10世紀以上も使われてきたことで、N極を引きつけるS極=北というのは誰もが疑いようのない事実として受け入れられている。