2020.04.18
# 日本株

「コロナ後」の日本株、じつは「壮大なバブル相場」が来るかもしれない…!

二番底は恐るるに足らず…
広木 隆, マネクリ プロフィール

新たなバブルを生む危機…

ここが一番のポイントだが、リーマン危機はバブル崩壊だったので、危機の前に戻るのは大変だった。

なにしろ危機以前の経済は、バブルの上に成り立っていた経済だからだ。そこに戻るにはもう一度盛大なバブルを起こすしかない(QEはその疑似効果を狙ったものだ)。

ところがコロナショックは非常事態だが、終息後は平時に戻るだけだ。

photo by gettyimages

何もバブルに戻ろうっていうんじゃないのである。それにもかかわらず、各国政府は未曽有の経済対策を打ち出している。松本大も「バブル相場になるかもしれない」と言っているが、蓋然性は高い。

日銀は何もやっていないに等しいがFEDが半端じゃない。昨日もまた新たに最大2兆3000億ドルを供給すると発表した。中小企業や州・地方政府の支援向け融資に2兆3000億ドルを投じる。高利回り債やローン担保証券(CLO)、商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の一部も買い入れ対象とする。

無制限QEというのにも驚いたが、先日発表した追加策にも驚いた。FEDがジャンク債を買うというのだ。日銀のETF買いの何倍もの効果で市場の「リスクオン」地合いを促進することは間違いない。

 

米国の経済対策は日本の108兆円などママごとに見えるような額だ。国債が増発され、それをFEDが無制限QEで買う財政ファイナンスであり、ヘリコプター・マネーだ。

今回はリーマンの時と違って、高給取りの金融機関の人間を救うのではなく、一般の人々、中小企業やフリーランスなどの支援であり、これも震災などと同じ災害支援的な色彩があるからか、批判はほとんど起こらない。

それでも大量のマネーが中銀の財政ファイナンスでバラまかれることには違いない。それがバブルになる蓋然性が高いと言った理由だ。

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