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「月収は10万円切り…家賃も払えない」LCCで働くCAたちの惨状

ANA、JALとの哀しき格差
鳥海 高太朗 プロフィール

全便運休を決断したLCCも

国内LCCの客室乗務員が危機的状況にある大きな理由として、運休便の比率が非常に高いことが挙げられる。ANA・JALでは国内線では半分以上の便が継続して運航しているが、LCCは国際線だけでなく、国内線も多くが運休していることで、客室乗務員の乗務回数が激減もしくは完全自宅待機の状態になっているからだ。

日本国内のLCCとしては、ジェットスター・ジャパン、ピーチ、スプリング・ジャパン(春秋航空日本)、エアアジア・ジャパンの4社がある。いずれも国際線も運航しているが、国際線はスプリング・ジャパンの一部便を除いて全て運休、国内線でも特に4月に入ってから運休発表が続いている。

ピーチは、4月1日から5月31日の運航予定だった便のうち、国際線は全便運休、国内線も運航予定便の比率が43%。

ピーチ全体の運航率は約28%となっているが、それでも国内LCCの中では最も高い運航率となっている。

また、ジェットスター・ジャパンは、4月10日以降は国内線全24路線のうち5路線を除いて全て運休。4月10日~5月6日の国内線の運航率は約1割で、国際線を加えた全体の運航率は1割を切っている。

そして、これ以上に深刻なのがスプリング・ジャパンとエアアジア・ジャパンの2社だ。

 

スプリング・ジャパンは、成田~新千歳、成田~広島、成田~佐賀、そして国内LCCで唯一運航を継続する国際線路線として成田~ハルビンの合計4路線について、4月13日以降、日曜日のみ各1往復を運航すると決定。つまり、月曜~土曜は全便運休となり、1週間に1日しか運航しない状況になる。

国内航空会社で初めて全便運休を決めたのが、エアアジア・ジャパン。拠点とする中部国際空港(セントレア)の第2ターミナルも閉鎖となり、客室乗務員は一切、空を飛ぶことができない状況になっている。

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