コロナ危機で、じつは日本が「世界で一人勝ち」する時代がきそうなワケ

もしバフェットならばこう投資する…!
大原 浩 プロフィール

3月末決算の発表はこれからが本番だ

バフェットは世の中が悲嘆に暮れている時に大胆に株式を大量購入するが、実は「自分には未来が予想できない」ことを自覚し、何重にもセーフティネットを張って「備え」をしているからこそ実行できることを十分理解しなければならない。

バフェットは、「プールの水が抜かれて初めて誰が裸で泳いでいたかわかる」と述べる。市場が浮かれている時は、プールの水が満たされていて誰が裸で泳いでいるかということが分からないが、カラになってしまえば一目瞭然だということである。

それでは、現在の状況はどうであろうか?

プールの水が少し減り、状況を推察する鍵は見えるようになってきたが、裸の人間の姿をはっきりと確認できるほどの状態では無いように思う。

日本株は乱高下している photo/gettyimages

海外の一般的会計基準である12月末決算の日本企業の発表は既に終わったが、全体から見れば少数であるし、12月までの決算内容に新型肺炎ショックの影響は含まれていない。

しかし、5月から本格化する3月末決算企業の数字にはその影響が現れるはずだ。今は推測の域を出ない状況が、まさに「裸になる」わけだ。

 

ただ、3月末までの数字も全体の影響の一部にしか過ぎないといえる。

4月1日以降の「来期」の見通しがどのようになるのかが注目される。