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コロナ危機で、じつは日本が「世界で一人勝ち」する時代がきそうなワケ

もしバフェットならばこう投資する…!

コロナ相場、投資の神様・バフェットはこう動く…!

2月3日公開の記事「目先の株価にバタつくな!バフェットの神髄は『機が満ちるまで待て』」)、3月25日の記事「『コロナほどの大暴落も悠然と構えればよし』バフェット流投資の秘訣」で述べた様に、今回の新型肺炎ショックによる株式暴落も、「未来を予想できないから常に備える」バフェットにとっては「想定内」である。

「株式市場が1年以上閉鎖されても平気」な優良企業にしか投資しないから、あわてて安値で売る必要がない。

ウォーレン・バフェット photo/gettyimages

昨年9月の外国企業としては過去最大の発行額となった、6本の円建て社債で集めた合計4300億円も含めて、潤沢な現金を準備して腕まくりで待ち構えているであろう。

それでは、今が大バーゲンセールだと狂喜乱舞して買いに走っているのかといえばそうでもない。

2003年のSARS騒動の際には、まだ世間が恐怖におののいている中で、はじめての外国株(ペトロチャイナ)への本格的投資を行って、大胆不敵ぶりを見せつけたのがバフェットだ。

しかし、2月12日の記事「中国・習近平が恐れている、武漢肺炎とSARSの『大きな違い』」で述べた様に、SARSが共産主義中国(日本は別にして他の国々も)の北京オリンピックへ向けての景気急上昇期に発生したのに対して、今回の新型肺炎は、米中貿易戦争で中国景気がすでに大幅に悪化している時期に広がった。

さらには、SARSの時には世間がどのように騒ごうと、バフェット独自の判断で流行の収束を見極めて投資に踏み切ったが、今回のように世界的パンデミックになり、米国がまだその真っただ中にいる時には投資には踏み出せないはずだ。

 

バフェットは、いわゆる「企業再生案件」から常に距離を置いているが、彼が「再生の道筋が見えた」と判断した時に限り投資を行う。

株式市場の暴落においても同様だ。「回復」の兆候を独自に判断して、世の中が恐怖におびえているときに果敢に投資を行うのがバフェット流である。