休校時期、名シェフになった子どもたちも! 

3月2日から、4月以降も延期となった休校措置。とにかく時間がある。でも、自由はない。家に籠って、学校も休みで、塾も授業もなくて、いったいどうしたらいいの――! そんな悲鳴が世界中に溢れています。

そんな今こそ、子どもの料理の腕を上げるチャンス! ある小学5年生の男の子の親にFRaUのウー・ウェンさんの記事を紹介したところ、その男の子が餃子の皮を作ったそう(餡は親も一緒に作ったそうですが)。粘土細工のようにできるので、親子でも楽しめるのです。また、休校期間にYoutubeで気まぐれクックなどのサイトを見て、魚をおろしてお刺身を体得したという小学生や、出汁巻き卵を極めた中学生もいます。とはいえそれらの子たちが毎日ご飯を作ってくれるとは限りませんが、少なくとも休校でできた時間を使って料理の楽しさを身につけるのは素晴らしいこと。「子どもの興味の芽」をつかむと、まったくやっていなかった子もぐんとやるきっかけになるのです。

こちらの記事ではウー・ウェンさんが教えてくれる餃子の皮作りの動画が。これに惹かれて小学生も皮作り! 

ちなみにこれらのお子さんが料理をやるようになったきっかけは、「初めて作ったものが美味しかったこと」だったといいます。初めてつくったものが美味しいと、さらに自信が生まれて、他の人にも食べてほしくなるのでしょう。

在宅勤務、休校……と家族が家にいることが多くて、朝・昼・晩と毎食のごはんに悩んでいる方も、子どもが自分ひとりで料理を作る楽しみを知ることで、親にとっても子どもにとっても幸せな道が開けるはずです。

最初に作れる「簡単美味しいレシピ」

そこで、まず最初は包丁も火も使わない、かんたんレシピから始めてみませんか? 現在、料理研究家の上田淳子さんのレシピブック『ひとりでできる 子どもキッチン』が改めて注目を集めています。この本は共働き夫婦のご家庭で、留守番しなければならない子どもでも、自分で楽しく美味しく料理ができるようにするために作られたと言います。冷蔵庫にあるもので、包丁も火も使わないレシピからスタートし、本格的な料理まで! 大人も参考になる「その場にあるものでちゃちゃっと美味しく作る本」なのです。

今回は包丁も火も使わないで作れる「ハムレタスパン」と「おかかかま玉」をご紹介します。

フランス三ツ星で修業をし、本格的な料理を作ってきたからこそ、安心で簡単でも美味しい料理が続々!
上田 淳子(ウエダ ジュンコ) 
料理研究家。兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。スイスではホテルのレストランやベッカライ(パン屋)を始め、フランスの三ツ星レストランやシャルキュトリー(ハム・ソーセージ専門店)などで修業を積み、帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。大学生の双子の男の子の母であり、自らの育児経験と知恵を生かした作りやすい家庭料理のレシピが好評。子どもと家族の”食”に関する活動を行い、『るすめしレシピ』(自由国民社)、『共働きごはん』(主婦の友社)、『冷凍お届けごはん』(講談社)など著書も多数。