「半径2メートルで楽しむ科学の世界」を10ネタ以上! 一挙紹介

「おうちでサイエンス」のすすめ

こんにちは。サイエンスライターの堀川晃菜です。

新型コロナウイルス対策がいっそうの強化を求められるなか、入園・入学・入社シーズンと重なり、残念な思い、不安な思いを抱えている方も多くいらっしゃると思います。医療関係者・ライフライン従事者の皆様を思うと、これ以上ご負担が増えないようにと願うばかりです。

そして「家にいる」ということが、いま私たちにできる最大の対策ならば、もうこの状況を何とか前向きに乗り切るしかありません。

 

そこで今回は「緊急企画! 半径2メートルで楽しむ科学の世界」と題しまして、前半ではオンラインで楽しめる科学コンテンツ、後半ではご家庭でできるワークショップを紹介します。Let’s おうちでサイエンス!
※「半径2メートル」に厳密性はありません。おうちで、お部屋で、という意味でご理解くださいませ。

どうなる!? 今年の「科学技術週間」

唐突ですが4月18日は何の日かご存じですか(お誕生日の方おめでとうございます)。

正解は「発明の日」。そして4月18日を含む1週間は「科学技術週間」、2020年は4月13日(月)~4月19日(日)です。

毎年この時期を楽しみにしている科学ファンも多く、全国各地の科学館、博物館、大学、研究所などでさまざまなイベントが開催されます。しかし今年はご存じの通り、中止・延期もやむを得ない状況です。

茨城県つくば市にある物質・材料研究機構(NIMS)でも4月19日に予定した一般公開が3月の時点で中止となりました。その後「ウェブ de NIMS一般公開 2020」として、オンラインで開催する道が模索されていましたが、こちらも残念ながら急遽 “延期”が決定。

ただし! 予定されていたコンテンツの中でも、子どもの素朴な疑問に答える「材料なんでも相談室」は引き続き、質問を受け付け中とのこと(再開めどが立つまで当面の間)。

「子どもたちが、このような環境でも自由な発想、好奇心を忘れずにいてくれることを願っています」とNIMS広報室の長谷部喜八さんも思いを語ります。

そして大人の皆さん! も参加できるのが、身の回りの材料でつくる「“NIMS”ロゴコンテスト」です。テーマ指定の規定部門、材料不問の自由部門、実験不要のアイディア部門と3部門があり、こちらも応募継続中です。

ぜひ特設サイトをチェックしてみてください。

写真右は「材料なんでも相談室」で質問に答えてくれる超伝導材料が得意分野の小森和範先生。他にも「電子・光」や「有機化学」の先生が回答を予定しています(画像提供:NIMS)

動画や漫画で楽しむサイエンス

科学技術週間Webリンク集では、オンラインで楽しめるコンテンツも紹介されています。

漫画が大好きな筆者のおすすめは、「今こそ科学を楽しもう!サイエンスウィンドウ for KIDS」で閲覧できる「カガクのめばえ」シリーズ。世界で活躍する科学者の人物伝を漫画で読むことができます。

ほかにも「Science Window」には、SDGs特集など大人の頭脳への燃料補給にうってつけの読み応えのある記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。

また今回、臨時休校対応の特別企画として、科学技術広報研究会より「休校中の子供たちにぜひ見て欲しい科学技術の面白デジタルコンテンツ」というサイトが開設されています。

充実のラインナップで、たとえば小中高校生向けの特別授業では、第一線で活躍する研究者による(大人も一緒に見たい)ぜいたくな講義がアップロードされています。

JACSTの承諾を得て画像を使用しています

ほかにも「さっと見られる映像」から「のんびり延々と見たくなる映像」、「VR映像」に「ゲーム系」等々、クリックせずにはいられないこと間違いなし。

あえて1つおすすめを挙げるとしたら……こちらでしょうか。

そう、知る人ぞ知る“伝説のおねえさん”の動画です。おねえさんと子どもたちが楽しそうに会話する序盤からは想像もつかない、切なすぎる結末が7分後に待ち受けています(涙)。