やっぱり多い既婚者。
それでもやめられない理由

ユカさんは、マッチングアプリを初めて4年。その間、結構いい線まで行ったのに別れてしまった相手もいた。

「マッチングアプリでありがちなパターンです。直接会うようになっていい感じになって、デートを重ね、体の相性も悪いなと、そろそろ真面目につき合おうかなと思うと相手の様子がなんかおかしい。詳しく問い詰めると既婚者だったというパターンが2回ありました。Facebookと連動しているとか、個人情報がきちんとしているとか言っても、みんなその上をついて嘘をついている。既婚者は本当にたくさんいますからね……。

あとは、メッセージまでは感じがよかったのに、直接会ったら、“そうか……、彼女がいない理由わかるな……”って思うほど相手への配慮がない人だったり、自分のことしか話さない人だったり……。まぁ、私も相手から見れば“おまえもそんなんだから彼氏がいないんだろう”って思われているのかもしれませんし、それはお互い様かもしれないんですが……(笑)」

そんな失敗を繰り返して、マッチングアプリを離れていた時期もあったという。でも、マッチングアプリは一度ハマると、ゲーム依存にも似た中毒性があるとユカさんは指摘する。

「嫌気がさして一時的にはやめますが、寂しい気持ち、人恋しい気持ちが募ると、また始めてしまう。その繰り返しです。だって、簡単にアクセスすることができる、ある意味最高の暇つぶしにもなるんです。しかも、自分の存在に対して“いいね”と承認してくれる人もいるわけです。

やってない人から見ると、“リアルじゃないのに何言っているの?”と思ってしまうかもしれませんが、この“救済感”はなんというか瞬間的に効く特効薬みたいなものなんですよね。さみしいときの頓服剤というか。もちろん、真面目に婚活って人もいるのかもしれませんが、結局は“結婚出来たらラッキー!”くらいの私みたいな人が多んじゃないかなって思います」

たくさんの「いいね」がさみしい気持ちの救済にもなっている。photo/iStock