マスク不足の真犯人は誰だ! 中国共産党政権の火事場泥棒を許すな

もはや食糧危機も真剣に危惧すべき
大原 浩 プロフィール

不足するのはマスクだけではない

医療機器以外にも、今後、人やモノの移動が滞り、流通だけではなく生産現場でも労働力の確保が難しくなる。生活必需品を中心とした製品の入手が難しくなり、インフレが起こる可能性については、既述の「マスク&トイレットペーパー騒動の次に待ち受ける金利上昇の大リスク」記事で詳しく解説した。

3月2日の記事「新型コロナ、『マスク売り切れ』騒動だけじゃすまない『日本の大問題』」で述べた様に、日本の輸入依存を早期に是正しなければならない。

例えば、食糧調達にも暗雲が立ち込めている。4月3日時点でロシア、カンボジア、カザフスタンなど11の国が、自国への供給を優先する輸出規制を行っている(日本農業新聞)。

もちろん、食糧の大輸出国である米国でも状況は厳しい。感染症の広がりにより、国境を超えるだけではなく都市間の移動が難しくなったことから、外国人を始めとする労働者の確保が難しくなっている。

それだけではない。日本同様、感染の拡大によって配送トラックやセンターの業務にも大きな支障が出ている。トラック運送ももちろんだが、特に配送センターは密閉空間での作業だから問題は深刻だ。今のところEC需要が伸びているが、ECでさえも必需品を供給できない事態に陥るかもしれない。

 

さらには、以前から言われていた米国穀倉地帯での地下水の枯渇が悪いタイミングで表面化する可能性もある。

日本人が考えるべきは、まず「有事に脆弱な弱点」として現れる「輸入依存体質」なのではないであろうか?