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新型コロナ対策でズバ抜けた成果を出す「韓国モデル」の正体

東京とソウルでここまで違った…

東京とソウルの比較

3月下旬、全世界がコロナ禍の猛威に晒される中で「ジャパン・パラドックス」という言葉が欧米で定着していると書いた――。

だが、本稿では新型コロナウイルスの感染対策で突出した成果を出している韓国を「コリア・モデル」と呼ぶべき統計を紹介したい。

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日本(東京)と韓国(ソウル)を比較する。そもそも両国の首都で最初に感染者が確認されたのは東京が1月24日、ソウルは同23日でほぼ同時期だった。その1カ月後の2月24日時点の感染者は東京の32人に対してソウルが31人と、これまたほぼ同数。さらに1カ月後の3月24日に東京が1日でそれまででは最多の16人の感染者が判明したが、トータルで東京の155人はソウルの330人の半分以下だった。

ところが、同23日から様相は一変し、東京の1日の感染者数がソウルのそれを上回ることとなった。以下、時系列で東京(T)とソウル(S)の対照表である。

3月23日:T16人 S6人
3月24日:T17人 S4人
3月25日:T41人 S13人
3月26日:T47人 S13人
3月27日:T40人 S12人
3月28日:T63人 S17人
3月29日:T68人 S24人
3月30日:T13人 S13人
3月31日:T78人 S28人
4月1日:T66人 S24人
4月2日:T97人 S16人
4月3日:T89人 S19人
4月4日:T118人 S20人
4月5日:T143人 S24人
4月6日:T83人 S15人
4月7日:T80人 S11人
4月8日:T144人 S14人
4月9日:T181人 S5人
 

4月9日午後11時現在で東京の感染者数は1519人で国内全体6268人の24.2%を占める。一方、ソウルの感染者数は597人で国内全体1万423人の僅か5.7%に過ぎない。日韓両国の感染者数も3月27日に1日で日本123人が韓国91人を上回ってから4月8日まで一貫して日本が韓国を上回っている。

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