日本医師会が「新型コロナ対策」の足を引っ張っている…あきれた実態

その言動には違和感しかない
長谷川 学 プロフィール

「日医には逆らえない」

厚労省関係者は、今回のオンライン診療解禁に至るまでの紆余曲折をこう話す。

「政府の規制改革会議やIT関係議員は、すでに2月から、コロナ対策でオンライン診療を活用すべきだと主張してきました。それに対し日医は頑強に抵抗してきましたが、新型コロナの感染拡大を受け、世論の風向きが変わってきた。『抵抗勢力』として厳しく批判されることを恐れた日医執行部は、急遽方向転換し、厚労省もそれに従ったのです」

 

新聞各紙は、厚労省がオンライン診療阻止の元凶のように報じてきたが、この関係者によると、「厚労省の現場は一貫してオンライン診療推進の立場だった」という。

「だからこそ厚労省は現場の声を踏まえ、3月10日の第2弾にいったんオンライン診療を盛り込んだのです。ところが日医執行部の猛反発を受け、いつも日医の顔色をうかがっている鈴木俊彦事務次官や吉田学医政局長をはじめとする幹部がビビって、対策から外してしまったのです」

この関係者によると、厚労省には「政府・自民党に大きな影響力を持つ日医に逆らうと、省内で出世できない」という不文律があるという。

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