日常的に使うものの選び方からも、持続可能な暮らしの可能性を学ぶことができます。そこで、サステナブルなアイテムを使うことの意義にいち早く気づき、仕事を通じて広めてきた人たちに、おすすめのアイテムを教えてもらいました。今回は、「ACTUS(アクタス)」の取締役・大重享さんが登場。

大重亨
ACTUS
アクタス取締役。7人の創業メンバーが働いていた時代に入社し、その想いを今も伝え続けている。「A FEW GOOD THINGS」がモットー。お気に入りを大事に永く愛用しているのだそう。

大重亨さんのおすすめアイテム

FABULA LIVINGのラグ

デンマーク・コペンハーゲンにあるラグ専門ブランドのラグは、インドの手織り職人たちの手によって、1点ずつ丁寧に仕上げられている。継続的な生産のため、地域の相場より高い賃金を支払うことで雇用を安定させ、技術の向上にも貢献。また、カースト制度があるインドにおいて、子どもたちがより高度な仕事につけるようにするためには教育が必須。次世代を育成するために、収益の一部は現地の学校の設備購入などに役立てられているそう。(ピンク)¥12000、(グレー・茶)各¥8000/アクタス☎03-5269-3207

ayurのタオル

質の良い綿花を使い、繊維が長く太くしなやかで空気を多く含み、吸水性と弾力性に優れたラグジュアリーな使い心地のアユールのタオル。生産背景にも目を向け、環境に配慮している南インド、タミルナドゥ州の工場をパートナーに選んで作っている。工場の屋外に太陽光パネルを設置し、生産にかかる動力はすべて自家発電。染色の際に出る汚水処理のために浄化設備を設置。糸から生産現場、トレーサビリティまで安全であることを証明する世界最高水準のOEKO-TEX®の認証も取得。ウォッシュタオル各¥800、フェイスタオル¥1800、バスタオル¥3600/アクタス☎03-5269-3207

明山窯の器

1622年創業の信楽・明山窯。高い技術はあるものの、商社を窓口に流通させてきたため、使い手との距離が遠く、求められているものがわからないという作り手の迷いがあった。そんな相談を受けたアクタスは、「100年後も美しさの価値は変わらない」という理念を共有しつつ、使いやすく飽きのこないシンプルなデザインで、日用品として支持される価格の器を提案。伝統産業の未来が期待できる、信楽の土の風合いを活かした、モダンで美しい器が完成した。ボウルM¥3500、ボウルS¥2800、プレート¥1800/アクタス☎03-5269-3207

FABRICIAのインテリアファブリック

低価格を実現するための大量生産は、環境に負荷がかかり、使い捨ての原因にもなるから、適量生産で適正価格が望ましい。無駄を出さないための工夫をしながら、インテリアファブリックとしての固定概念をはずして作ったオリジナルのカーテン&ファブリックシリーズがこちら。工場に設置したソーラーパネルからの太陽光発電で作った生地“プラン”と、ヨーロッパではmade in greenと呼ばれている洋服の製造過程で余った生地を再利用して作った生地“アンブル”がある。クッションカバー各¥3800/アクタス☎03-5269-3207