『半沢直樹』で描かれた、メガバンクと国税…仰天の仁義なき戦い

ドラマ開始までの予習に!
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――たしかに見極めは簡単ではなさそうですね。

半沢もこの二つを確認していると思います。不自然な増減かどうかを分析する時間がなかったんでしょうね。「来期の融資じゃ意味がない!」というタイミングであることは半沢も理解していると思うので、非常にリアリティがありますね。

上昇志向が強く、真面目な人が多いのが銀行員。組織のロジックが優先されてしまうタイミングは、こういうことが起きうると思います。

 

裁量臨店の連絡がくると大騒ぎになる

裁量臨店が行われるときも、たいへんな騒ぎになります。適正な融資が行われているかどうか調べるわけですが、本部から2週間前くらいに予告が来るんですよね。資料を全部揃えて融資が正しかったのか確認される。

そうなると準備だけでもたいへんなんですよね。必要な書類が揃っているのかを調べなければいけないし、なければ揃えなきゃいけない。完全な形で融資を行っている案件ばかりじゃないから、予告が来たら、その時までにちゃんと用意しておく必要がある。

審査に必要な書類が揃っていて、ちゃんと融資を判断したんだろうな、ということが問われているわけですから、予告が来た段階でものすごく緊張が走るわけです。