『半沢直樹』で描かれた、メガバンクと国税…仰天の仁義なき戦い

ドラマ開始までの予習に!
モーニング編集部 プロフィール

「そのまま動くな!」

――本当は半沢が回収するよい、国税が差し押さえたほうがみんなのためではあるんですね(笑)

国税の権力は絶対的で、銀行は絶対に逆らえない。すごく高圧的なんです。

査察調査は事前の通告なく、ある日突然やってきます。朝に大勢でやってくると、こちらはびっくりして「何事だ!?」ということになってしまう。そのまま支店長室にやってきて「そのまま動くな!」「外出るな」「キャビネットも机もあけるな」と。

牽制もあるから最初にそういう風にするんですが、非協力的だとシャッターを閉めさせて、営業をできなくするという事が本当にできちゃうんです。資料を持ってこさせるというのもこの通りですよね。「これとこれの資料を持ってこい!」と言われるんです。

犯罪の証拠を収集するのが目的だから、口座の資金の流れとかをチェックしている。この口座から何千万入った、出た、というのを確認して、もしそれが申告されてないとしたら、それは脱税ですから、そういった過去の記録をとにかく全部調べる。

でもそれが銀行員から脱税者に伝わり、証拠を隠滅されないようにするために、持ってこさせた資料の何を調べたのか、わからないように資料をぐちゃぐちゃに置くことも普通。

口座もそうだし、貸金庫とかも全部見ますからね。

 

――警察のような力を持っているんですね。逆らうということは?

絶対にできないですね。国税が銀行に来るというのは、それぐらいの緊張感があります。