日本医療従事者の
「コロナ差別」ニュースに失望

近くに住んでいる人々は、鍋をお玉で叩いたり、拍手をしてエールパレードに参加する。したがってアヤさんは、医療従事者やその家族への差別行動を報じる日本からのニュースを見かけるたびにがっかりするそうだ。

「危険を顧みず患者さんに接している勇気ある人たちになぜのような仕打ちをするのか、本当に考えられない。カナダの状況とあまりにかけ離れていて、情けない気持ちにもなります」

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感染者を診療したクリニックや感染者が入院している病院で勤務する看護師が、保育園から子どもの預かりを拒否されるなど「コロナ差別」が社会問題化している。3月30日には訪問看護師の女性が、見知らぬ男から「なぜ看護師が外を歩いているんだ!」「お前のせいで感染が拡がるだろう」と偏見に満ちた罵声を浴びせられたとツイートした。

このような医療従事者への差別や偏見は、すでにピークアウトしたといわれる中国でも顕著だった。中国の調査では過半数がうつ症状を示したとの報告がある。国内外のこういった事実を重く見た日本赤十字社は、医療従事者を対象にオンラインで心理ケアの案内を始めている。

日本赤十字社が出している「新型コロナウイルス感染症に対する職員のためのサポートガイド」