『Hanako』も「エシカルスイーツ」の項目を設けて紹介している。エシカルとは、「論理的な、道徳的な」という意味で、人や社会、地域、地球環境に配慮した行動。これもSDGsに通じる。

愛媛のかんきつという素材らしさを生かす10FACTORY銀座店、生産者を助け環境に配慮して作られた食材を使うimperfect表参道や、style table代官山。食べるだけで社会貢献につながるスイーツの世界が広がっている。

大人化するスイーツの世界

三つ目の傾向は、スイーツの世界がぐっと大人寄りになってきていることだ。お酒に合わせるスイーツやデザートコースなどに、その傾向が顕著に表れる。

バーに卸すショコラティエとして、最近テレビでもよく登場するのが、アトリエArigead(アールガット)の須藤銀雅さん。店に合わせてチョコレートを作り、一般販売はしない。

『エル・グルメ』は、「人気酒場の甘くないスイーツ」「お酒に合わせるお菓子」の項目を設けている。

「和菓子に日本酒はもはや常識」という見出しで紹介されるのは、東京・千駄木の「和菓子薫風」、洋菓子と洋酒の組み合わせを提案するのは、京都市東寺の「パティスリー・ビゾン・ヒュテ」である。