習近平は失脚も? 中国でコロナ後に待つ共産党「大粛清」のゆくえ

難局のあとには、必ず…
矢板 明夫 プロフィール

夏の「北戴河会議」が清算の場に

権力闘争が絶えない中国共産党の歴史を見ても、大躍進、文化大革命、天安門事件など、大きな問題が収束したあとには、必ず大粛清が始まる。場合によっては責任を取らされて党トップが降ろされることもある。

新型コロナウイルスの問題に関しては、8月に河北省の避暑地で開かれる北戴河会議がその清算の場になるとみられる。国務院(政府)を率いる李首相や、地方指導者に責任を押し付けようとする習氏とその周辺に対し、「党のトップにこそ責任がある」と李首相や一部の党長老が反発し、激しい攻防になる可能性がある。

 

いままで習氏と行動を共にしてきた王氏だが、今後は反習勢力と手を組む可能性もある。中国の政局がコロナ禍のあと、一気に流動化することは避けられない。

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