動画選考に備えて

動画選考は、次の3つのタイプがあるようです。1つ目は、エントリーシートの動画バージョンのようなもので、自己PRを1分程度の動画にまとめて提出します。2つ目は、集団面接の動画バージョンのようなもので、企業が指定するURLにPCやスマホでアクセスし、あらかじめ用意された質問に回答します。

この2つの段階を突破すると、双方向のオンライン面接へと進みます。Skype(スカイプ)、Zoom(ズーム)、Google Hangouts Meet(グーグル・ハンドアウト・ミート)などが使われるので、動作確認やリハーサルをしておくと安心です。

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注意したいのは、カメラの高さ。カメラよりも目線の位置が高いと、面接官に対して、“上から目線”になってしまいます。カメラと目線が水平になるように、カメラや椅子の高さを調整しましょう。ノートパソコンやデスクトップには、それぞれ専用のスタンドが販売されています。他のもので高さを調整する場合は、パソコンが倒れたり、滑ったりしないように、安定させることが大切です。スマホで撮影する場合は、三脚を利用するとようでしょう。

また、背景にものが映り込むと、面接官の注意がそちらに向いてしまいがちです。白い壁を背景に撮影できるように、お部屋の環境を整えましょう。撮影中に人やペットなどが映り込まないように、家族や友人に協力してもらうことも大切です。壁が近すぎると、面接官に圧迫感を与えかねません。壁から少し離れて撮影をすると、映像に奥行きが生まれ、穏やかなムードを演出することができます。

プロが撮影するときは、モデルの顔に対して45度の角度でメインの照明を当てるのが基本です。自宅や大学の教室は、天井に照明がついているので、顔に対して上から光が当たります。自然光が入る窓際で撮影するのが理想的です。光が当たると影になる部分ができるので、メインの光の反対側にレフ板を置くと、影を和らげることができます。レフ板は、白のスチレンボードなどで代用することができます。白では反射が足りないときは、アルミホイルを貼ると、より強い反射を得ることができます。

動画選考が普及し、服装やヘアメイクだけでなく、撮影環境も意識する時代になってきたようです。悔いが残らないように、しっかりと準備をして、就活に臨みましょう。