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韓国が日本に先んじて「コロナ危機をひとまず脱せた」理由

「番号」による徹底した管理とは

総選挙も普通にやる予定

4月2日、韓国ではいよいよ総選挙に突入した。「2枚の布マスク」を巡って騒然とするツイッターランドに日本語でそのことを書いたら、すぐに反応をいただいた。

「え、韓国は選挙を実施するんですか?」
「するでしょう。どうしてですか?」
「こんな状況だし、延期の提案は出ていないんですか?」

ああ、なるほど。この方は新型コロナウィルスのことを心配しているのだ。日本では2枚の布マスクや、自粛の呼びかけで社会が騒然としており、今、選挙となったら延期案も出るのでは? という理解なのだろう。

韓国の場合、もうその段階は通り過ぎた。少なくともマスク問題は解決し、今は週に1人に2枚の「公的供給マスク」のほか、市中でも普通に高性能マスクが売られるようになっている。

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在韓日本人の中には、日本の状況を心配する人も多い。

「日本の両親に送ってあげたいけど、今は郵便が届かないようで…」

 

日韓の航空路線は多くが運休されており、郵便小包などはいつ届くかわからない状態だ。

「いざとなったらフェデックスやDHLなどの航空機を所有する民間会社で送るけど」

でも、日本もまだ、そこまで逼迫しているわけではないようだ。

「大丈夫。家には去年の残りもあるから」と、実家のご両親から返信が来ているという。確かに日本人は花粉症などもあって、基本的なストックはもっている家が多い。

丸腰でコロナに挑んだ欧米諸国とは、銃後の備えに差があった。