子供を預けてまで働くからには、仕事でしっかり成果を出したい。会社にとって必要とされる人材でいたい。そんなやる気を過度な配慮が削いでしまっている結果がこのアンケートに表れていると思います。

外出自粛によるテレワークが進み、社内のコミュニケーションが疎遠になりがちな今だからこそ、お互いを認め合い、チームワークでこの危機を乗り越えることが大切だと感じています。

「マミートラック」にご注意!

一方で、ワーキングマザーのみなさんにも、周囲からの何気ないひと言に過度に反応しないようお伝えしておきたいと思います。産後、これまでと同じように仕事ができない自分に落ち込み、悪魔の言葉でノックダウンされて退職に至ってしまう人もいます。それではせっかくここまで築いてきたキャリアがもったいない。退職までいかないまでも、周囲からの過度な配慮に甘んじた結果、補助的な仕事で昇進・昇格からほど遠いキャリアになってしまう、いわゆるマミートラックに陥ってしまう人もいます(私の相棒、金子さんのケースを漫画にしました)。

どれも力は抜きたくはないけど、どれも大変……心折れて諦めてしまいたくなることにも多く遭遇するだろう Photo by iStock

先輩ママの中には、「時短勤務の社員には重要な仕事を任せられない」とねちねち嫌味を言ってくるいじわるな上司に「いまに見てろよ」と我慢し続け、今や自分の方が出世したために立場が逆転しているそうです。追いつめられるまで我慢する必要はありませんが(何度も言いますがハラスメントは言語道断です!)、ワーママとして働いていると、このまま仕事を続けて良いものか心が折れそうになる瞬間は何度もあります。

でも子供もいつかは自立するもの。仕事が好きなのであれば、あまり自分を追い込みすぎず、家族や周りに頼りながらキャリアを高めることを大切にしていただきたいと思います。新型コロナの終息の気配がなく先の見えない不安を抱えている今、それでもキャリアを諦めないことが大切だと思うのです。