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海外発スマホゲーム『荒野行動』が国内で生き残るワケ

“巣ごもり消費”の勝ち組を分析

ランキング上位に異質な存在

ゲーム総合メディアのファミ通が、2020年1月16日に『ファミ通モバイルゲーム白書2020』に掲載されている「国内モバイルゲームの売り上げランキング」を発表しました。

ランキング1位は、アニプレックスがリリースしている『Fate/Grand Order』、2位にミクシィの『モンスターストライク』、ガンホー・オンライン・エンターテイメント『パズル&ドラゴンズ』と続き、4位にNetEase Gamesの『荒野行動』が入ります。

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このランキングは、現在のモバイル端末向けゲームアプリ市場の実情を如実に示していて、トップテンの中で、新作と言えるゲームは8位にランクインしている『ドラゴンクエストウォーク』だけ。これが2019年9月リリースですが、それ以外は長期運営しているゲームばかりです。

もう少し細かく言うと、6位の『ポケモンGO』が2016年7月、4位の『荒野行動』が2017年11月リリース、そして『ドラゴンクエストウォーク』が8位というのがここ数年で上位に入った新作ゲームということになります。後は全部2015年以前なんですね。

「モバイル端末向け市場は成熟を迎えて、成長が鈍りつつある」と言われて久しいですが、2015年ぐらいまでにトップクラスの人気アプリは出揃っていて、その後、上位に食い込んでいるのが、『ポケモンGO』と『ドラゴンクエストウォーク』の位置情報ゲーム、そして海外発である『荒野行動』である、というのは大変に興味深い状況です。

 

その中でも『荒野行動』は特に異質と言えるかもしれません。2015年までに出揃っている国内産の人気ゲームと比較して、ゲームの内容も、ビジネスモデルも、全くと言っていいほど違います。

どうして『荒野行動』が、レッドオーシャンと化したモバイル端末向け市場に食い込み、そして生き残っているのか、お話してみたいと思います。