志村けんさん、無言の帰宅で判明「コロナで亡くなったらどうなるか」

顔を見るのも、お骨を拾うのも不可能
小泉 カツミ プロフィール

亡くなってからの「面会」でさえも

「遺族等の意向に配慮しつつ」とは言うものの、感染防止が第一義であるため、志村さんのケースのように、感染がわかった時点で「面会謝絶」、そして亡くなってからの「面会」でさえも不可能なのだ。

前出の葬儀関係者が言う。

「もし、感染症で亡くなったという連絡が入ったなら、病院にお願いしてせめて『花を棺に入れてください』と託すことは可能です。それが故人への思いを届けるラストチャンスになります。ただでさえ、面会謝絶で孤独に亡くなった方ですから、それくらいは、なんとかしてあげたいと思われるのではないでしょうか」

我々は、志村けんという日本を代表するコメディアンを失った代償に、新型コロナウイルス感染症の怖さを思い知った。そして、最期を看取ることすらできなかった遺族の悲しみにも遭遇することになったのだ。

 

3月31日には、脚本家の宮藤官九郎さん(49)の新型コロナウイルス感染が報告された。また、プロ野球楽天などで監督を務めた野球評論家の梨田昌孝さん(66)は、重度の肺炎と診断されて入院、4月1日に陽性が判明した。次々と有名人の感染が報告されるようになってしまった。

国内では4月1日時点で、新たに265人の新型コロナウイルス感染が確認され、感染者数は3204人、死者数は80人となった。何とかこれ以上広がらないことを祈るばかりだ。