食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、これまで5000個以上のパンを食べてきたモデルのパン野ゆりさん。行くと必ず買ってしまうというドーナツをご紹介します

ひとつひとつ手作り
素朴かつやさしいドーナツ

「ここのドーナツが本当に美味しい! 普段あまりドーナツを食べないですが、訪れるたびに必ず買って食べています」。

パン野さんが絶賛するドーナツがあるのは「Chigaya蔵前店」。神奈川・辻堂の人気店が2019年12月27日に開店した2号店です。

パンがあって、お菓子があって、それを食べられるスペースもある。そんな外国のベイクショップをイメージして作られたお店は、とってもオシャレ。それもそのはず、オーナーのChigayaさんは元スタイリスト。自ら内装に手を加え、海外のアンティークをそこかしこに散りばめています。

パン野さんお気に入りのドーナツは、看板商品のひとつ。辻堂で店をはじめるにあたり、何を売りにするか考えたときに頭に浮かんだのがドーナツだったそう。その直感は見事的中。人気を呼び、催事での出展オファーはドーナツがメインになり、2020年5月に日本橋でオープンするお店もドーナツが主要商品になるほどです。

型を使わず、すべて手作りするドーナツは、持つとふにゃっとなりそうなほどふんわり。食べるともっちり。これこそChigayaさんが目指していた味。パン野さんもそれを感じ取っています。

「オイリーさを全く感じさせないのが食べやすさの秘訣なのかな? 素朴で懐かしく、噛むほどにやさしい気持ちになってきます」

プレーンドーナツ ¥220

店頭には常に3〜4種類が並びます。中でもパン野さんはプレーンとシナモンが大のお気に入り。プレーンは、2度揚げする前にカナダのピュアメープルシロップにつけるのがポイント。上にはきび砂糖をまぶし、やさしい甘さの相乗効果が生まれています。

シナモンドーナツ ¥220

シナモンは、仕上げのメープルシロップ不使用。シナモンを使いすぎず、ふわりとした風味が楽しめます。

この日はほかにレモンドーナツが陳列。カスタードクリームやキャラメルといったものも並ぶそう。1日300個は揚げるというドーナツは、随時揚げたてが提供されます。揚げたてがなくても、イートインであれば温めてくれるし、おうちでレンジで20〜30秒温めれば揚げたての味に近づきます。