また大炎上…安倍昭恵夫人はなぜ過去に「学ばない」のか

国民が巻き込まれる壮大な「自分探し」
井戸 まさえ プロフィール

そこには今回の「花見写真」も新型コロナを前に不安や不便な日々を送る「国民」からみたらどういうふうに捉えられるか、他者への共感も、スキャンダルになり得るかもしれないという危機感もない。

森友事件で自死した妻が訴えを起こすというタイミングであの気楽な笑顔は、安倍政権の面々が持つ「根拠なき万能感」の象徴でもあるだろう。

「天然キャラ」を支える「実家力」

昭恵夫人は今後も含めての人生で、たとえなにがあっても今と変わらぬクオリティオブライフを保って生きていけると確信しているのだと思う。

家族も含めて「明日から仕事を失ったり」「生活に困窮したり」「一文無し」どころか「借金苦に悩んだり」などということは絶対にない。もしも万が一のことがあって「プリズン」に入っても復活できるのは義祖父・岸信介も証明している。

昭恵夫人のこの「根拠なき万能感」はどこから来るのだろうか。

昭恵夫人は森永製菓につながる恵まれた環境のもと育ったことは既知の通りである。

58年あまり、つまり60年近くも大なり小なりの「根拠なき権力」を振るい、「忖度してくれる」周りに支えられつつ「天然キャラ」を否定されずに生きて来られたのは「実家力」あってのことだ。

 

恋愛結婚だという晋三氏との婚姻も含め、もし昭恵夫人が日本有数の菓子メーカー森永製菓の背景を持っていなかったならばそもそも成立しなかったことは多いであろうことは、さすがの昭恵氏も分かっているだろう。

自分の努力では補えないものこそが「自分の価値」だと気がついた時、だからこそを何かに使わなければならないという妙な使命感に駆り立てているのである。