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# 話し方

初対面も怖くない! 「名刺」から話題をふくらませる“凄ワザ”

まずは「名前」を褒めること
話題に詰まる、会話が盛り上がらない、電話が苦手……。コミュニケーションでお悩みのビジネスパーソンに、とっておきのテクニックを授けてくれるのは、ラジオDJで著書『どんな人の前でもあがらない話し方』を出版した麻生けんたろうさんだ。「初対面の人」と話すのは、誰しも緊張するもの。そんなときに役立つのが「名刺」だ。名刺からどう話題をふくらませるか、プロのワザを教えてくれた。

いきなり本題に入ってはいけない

じつは、同じ会社の上司とか、プライベートで会った気になる人より、初めて会う取引先の人のほうが話しやすい、ということはありませんか?

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ビジネスパーソンであれば、男性であれ女性であれ、営業や接客業でなくても、名刺交換をする場面があるでしょう。その名刺交換が、話題のきっかけとなるからです。

僕が社会人になりたてのころ、初めて自分の名刺を会社からもらったときは嬉しかった。やっと自分が1人の社会人として認められた気がしました。

当時、僕はパソコンに組み込むハードディスクドライブなどの営業をしていたので、日立やNECといった大手家電メーカーの開発担当者に会いに行っていました。

名刺交換をすると、たいていは「どうぞ」と着席を促されます。そこからが問題です。

いきなり「今回、御社に伺ったのは、弊社のこのハードディスクドライブを御社のモデルに採用していただきたく……」なんて話し始めたら、印象は悪くなります。

「時間がもったいない。早速、本題に入りましょう」という相手以外は、ワンクッションを入れるのが、ビジネスパーソンとしてのたしなみ。いわゆる、雑談をします。

 

でも、その意味は決して雑に交わしていい話ではありません。

本題へとスムーズにつながる「that's 段!」というステップの意味です。

名刺交換は、そのステップを踏ませる最初のチャンスとなります。ファーストコンタクトで、いかに互いの気分や立場を探り、どれだけ距離感を縮められるか。