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「4月2日に首都封鎖…」デマに振り回された日本人の「3つの誤解」

チェーンメールが「巨大拡散」した理由

首都圏「ロックダウン」のチェーンメールが急拡散!

3月30日の日中にチェーンメールやSNS上で「いよいよロックダウン。3週間出られなくなります」というデマ情報が拡散し、菅義偉官房長官が午後の会見でそれを「明確に否定する」と発言する事態になりました。

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新型コロナウイルス対策特措法に基づく緊急事態宣言については国会に事前に知らせることになっているので、それが行われていない現時点では拡散した情報はデマだったと言うべきでしょう。しかしなぜこの噂が急速に広まったのかを感がると、非常に興味深い論点が存在します。今回はそのことを記事にしたいと思います。

ひとびとが大きな不安を感じている時期に拡散するデマ情報については、その拡散スピードは二つの要素の掛け算で決まるといわれています。

それは「重要度」「あいまいさ」です。

 

つい最近問題になったトイレットペーパーの買い占めの問題では、トイレットペーパーがなくなると困るという重要性が大きい情報に関して、それが「どうもなくなるらしい」というあいまいさが加わって買い占めの動きが全国に広がりました。

一方で今回の首都圏封鎖デマは、拡散した情報がやけに明確だったという点で、トイレットペーパーの時とは違う要素を感じさせます。