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シワ、たるみ…老け顔の原因は「頭蓋骨崩れ」だったことが判明

男女120人を対象に分析

目元がさびしく見える原因は…

シワやたるみは、コラーゲン繊維の劣化や保湿力の低下などの皮膚老化だけでなく、実はもっと深いところ、つまり「頭蓋骨の老化」とも関係していることが、アメリカの美容医療に関する医学雑誌"Plastic and Reconstructive Surgery Jounal" に掲載された。

この研究は白人男女120人を対象に、若者(20〜40歳)、中年(41〜64歳)、老人(65歳以上)に分類して、頭蓋骨、特に顔の骨が年齢とともにどのように変化していくかを分析したもの。

 

20〜40歳の女性と65歳以上の女性の頭蓋骨を比べてみると、老化によって頭蓋骨全体が下方向に崩れており、「眼窩(がんか)」と呼ばれる眼球を納める目のくぼみ部分が大きくなっている。

これが原因となって、まぶたが垂れて目が小さく見えてしまったり、目の下のくまやシワが悪化したり、暗い影ができて、若い頃よりも目元がさびしそうな印象になってしまうようだ。

横顔も鼻よりも内側にあったあごが前に突出して、フェイスラインを崩してしまう。「頭蓋骨の老化」が、いかに私たちの容貌を劇的に老化させてしまうかがわかる。

まず眼窩、つまり眼球がすっぽり納まっている穴の部分の老化による変化を見よう。眼窩の上下幅は、若い女性に比べて中年女性ですでに2〜3mmも大きくなっており、男性よりも女性のほうが変化が著しい。

次に眼窩の面積を見ると、やはり男性よりも女性のほうがより顕著に加齢にともなって面積が大きくなっている。

これらの結果をもとに、若い女性と65歳以上の女性の眼窩をを比較すると、眼窩が上下方向に大きく広がっているのがわかる。

参考文献:"Plastic and Reconstructive Surgery Jounal" 2011年1月号