「コロナ戦争」の後にいよいよ始まる「本物の米中戦争」

トランプは「戦時」であると述べた
大原 浩 プロフィール

そもそもウイルスに季節性はあるのか

日本では諸外国に比べて感染が抑制されていることなどから「暖かくなれば自然に収束する」という声が根強く聞かれるが本当であろうか?

マレーシア、インドネシア、インドなど高温多湿な国々でも感染者が発生しているのは見逃せない事実だ。

そもそも、インフルエンザに季節性がある(ように見える)理由も良くわかっていない。

例えば、インフルエンザに限らず人の体内に寄生するウイルスにとって最も快適な温度は人間の体温近辺のはずだ。だから、夏に向かって気温が人間の体温に近づくにつれて、ウイルスの活動が低下するというのは理屈に合わない。

 

空気が乾燥していると飛沫が飛びやすいが、湿っていると空気中の細かな水滴に吸収されるとか、冬は人間の免疫力が低下するなどの理由があげられるが、明快な説明はまだない。

武漢肺炎ウイルスは新型で、ほとんどの人類が免疫を獲得していないから、今後どのように推移するかは注視すべきだ。1年程度という見通しが楽観的過ぎるということになる可能性もある。