# カップラーメン

「激辛カップラーメン」が王道になった理由…ストレス社会が原因か?

万人ウケしないはずだが

中本に辛辛魚、「激辛」の系譜

2020年現在、カップめん業界をはじめエスカレートし続けている「激辛系」のジャンル。

日本に本格的な 「第1次激辛ブーム」が到来したのは、現在から遡ること40年ほど前の1980年代前半。まだバブル景気の目前で、外食産業では辛さ○○倍カレーの元祖『ボルツ』が激辛ブームを牽引。スナック菓子業界では湖池屋が1984年9月に『カラムーチョ』を発売、新ジャンルを開拓しました。

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無論、カップめん業界もこのブームの波に便乗し、ベルフーズ(現カネボウフーズ)が1985年に激辛カップ麺のパイオニア的存在『カラメンテ』を発売して大ヒット。1986年には新語・流行語大賞の新語部門 “銀賞” に「激辛」が選ばれ、盛り上がりは最高潮に達したのですが、その年を境に「第1次激辛ブーム」は沈静化していきます。

その後、タイやベトナム料理が流行った1990年代のエスニックブームにあわせ「第2次激辛ブーム」が到来。

 

当時の辛さ水準は現在よりも低かったのですが、青唐辛子をはじめアジア特有の辛さがブームになります。そして、激辛唐辛子の代名詞 ・ハバネロ”が勢力を見せ始めた2003年頃に「第3次激辛ブーム」勃発。ここから辛味水準が跳ね上がり、非常識な辛さの食べ物が市販されるようになりました。

もちろん、1985年にヒットした『カラメンテ』以降も辛いカップ麺は発売されていたのですが、2008年11月26日発売の『蒙古タンメン中本』(日清食品×セブン&アイ)や、2009年1月発売『麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん』(寿がきや食品)などが一躍話題になります。