ビジネスパーソンの毎日は、忙しい。「お昼はコンビニで手早く済ませがち」「帰りが遅くて、夕食はコンビニ頼り」という方も多いはず。しかし、働く人にとって、健康は重要な資本。コンビニ選び1つとっても、よく考えて選びたいところだ。
「コンビニを利用するならば、便利さや時短だけではなく、ぜひ健康にも目を向けて商品を選んでいただきたいですね」と語る管理栄養士の手嶋英津子さんに、コンビニ各社の健康への取り組みをふまえ、どのコンビニが一番「健康意識が高いのか」を聞いた。
「コンビニを利用するならば、便利さや時短だけではなく、ぜひ健康にも目を向けて商品を選んでいただきたいですね」と語る管理栄養士の手嶋英津子さんに、コンビニ各社の健康への取り組みをふまえ、どのコンビニが一番「健康意識が高いのか」を聞いた。
中食に強いセブン–イレブン。プラス1品にぴったり
コンビニといえば、セブン–イレブン、ファミリーマート、ローソンが3大コンビニとして挙げられますが、この3つの中では、どこが一番健康意識が高いと思いますか?
結論を述べる前に、各社の取り組みを売上順に見ていきましょう。
売上高が一番高いのは、セブン–イレブンです。

セブン–イレブンは、「近くて便利」というキャッチコピーの通り、惣菜やおかず系の冷凍食品が豊富なのが特徴。
中食(惣菜を買って帰って家で食べること)用の商品が充実しており、プラス1品したい時にはとても便利です。この点に関しては、3社の中でも断トツです。
セブン–イレブンが本格的に健康に取り組み始めたのは、2018年から。
この年から「カラダへの想いこの手から」をポリシーとして、「安全・安心・健康」にこだわった商品を展開しています。
1日に必要な1/2の野菜やレタス1個分の食物繊維が摂れるメニュー、もち米や五穀米など話題の食材を使った商品などを取り揃えています。