Photo by gettyimages

「ロックダウン」の恐怖と絶望感…ロンドン在住の日本人が証言する

食べ物がない、政府は助けてくれない

想像よりもはるかに深刻だった

ロンドンで緊急事態宣言が発令され、イギリス全土の都市がロックダウン状態になってから、すでに1週間が経ちました。

ロックダウン、都市封鎖というのは一体どのような状況か。

その影響というのは、日本人が想像するより何倍も重いものです。

しかしロックダウンを実行しなければ、感染が抑制されず国が破壊されます。ですから、もう他に選択肢はないのです。

 

イギリス政府は首相のボリス・ジョンソンによる13日のスピーチの後、学校閉鎖を決定し、パブやレストランも閉鎖させ、大規模イベントを禁止しました。

しかし、それ以前は「要請」にとどまっていた外出制限は効果が薄く、学級閉鎖後の週末は連休があったこともあり、観光地には多くの人が溢れ、パブに繰り出す人も大勢いました。

3月中旬のロンドン・シティの様子(Photo by gettyimages)

多くの人は、ロックダウンの怖さや新型コロナウイルスの恐ろしさをまったく理解していなかったのです。

学級閉鎖に関しても、子供の安全性よりも、学校が閉まってしまうことで仕事に行けなくなることや、子守がなくなることに怒っている親のほうが多かったのです。

若い人が犠牲者になり始めて、やっとその深刻さに気がつく人が増えてきました。