〔PHOTO〕NHK

専門家が大胆予想! NHK朝ドラ「エール」はきっとこう展開する

人物名から見える、NHKの調査の凄さ

NHKの朝ドラ「エール」が本日よりスタートする。主人公・古山裕一(窪田正孝)とヒロイン・関内音(二階堂ふみ)のモデルは、作曲家の古関裕而とその妻・金子である。

これを見てもわかるとおり、登場人物の名前は、実在人物のそれに似せている。先日、志村けんが小山田耕三役で朝ドラに出演するとの報道があったとき、直ちに「山田耕筰か?」といわれたのは、そのためである。

とすると、公式サイトの人物相関図から、物語の展開や鍵となる人物がある程度予想できるはずだ。『古関裕而の昭和史』を刊行したばかりの筆者が、豊富な資料にもとづき、大胆予想する。

【追記】本記事の執筆後、志村けんさんが逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
古関裕而 〔PHOTO〕Wikimedia Commons

キーポイントは古関の伯父

古関裕而は昭和史を代表する大作曲家であり、出身地の福島市に立派な記念館があるくらいなので、さまざまな記録が残されている。そのため、朝ドラの登場人物もかなり史実に沿ったものだと指摘できる。

その証拠に、古関の生家は江戸時代から続く老舗呉服店の「喜多三」だが、朝ドラではこれが「喜多一」となっている。

 

また家族構成もそのままで、父の古関三郎次、母の古関ひさ、弟の古関弘之はそれぞれ、古山三郎(唐沢寿明)、古山まさ(菊池桃子)、古山浩二(佐久本宝)と対応している。

裕福な家で両親も温厚だったので、古関は商家の跡取りながら、(商業学校を留年するほど)音楽三昧の青春時代を過ごすことができた。配役を見ても、そんな温かい家庭がドラマで再現されるに違いない。