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日本株のコロナ相場、じつはプロがひっそり仕込む「凄い銘柄」全実名

日本株は「ミスプライス」の宝庫に…!
大川 智宏 プロフィール

日本株は「ミスプライス」の宝庫に…!

逆にとらえれば、この状況はいわゆるボトムアップ分析から導き出される妥当な株価と現在値の乖離である「ミスプライス」を誘発させる温床であるともいえ、その異常な動きは近い将来の混乱の収束時に正常な値へと是正されることから、今そういった銘柄を捕捉しておくことは投資リターンの向上の観点から有効な戦術のひとつとなるだろう。

ちなみに、あくまで現時点での参考値であるが、2月末以降の東証一部全体では、集計値ベースで今期予想が3~4%、来期予想で2~3%程度の修正がすでに入っており、ざっくりといえばこの程度の下方修正であればフラット、といった肌感覚だろう。

図:2月末以降 東証一部コンセンサス業績予想の修正率

拡大画像表示出所:Datastream

では、実際にどのように銘柄を抽出するかという点だが、方法はいたってシンプルだ。

今回の新型コロナウイルスが発端となって市場が下落を見せた2月後半以降で、猛烈な需給の波に巻き込まれた結果、市場の中で相対的に業績見通しが上方修正されているにもかかわらず株価が下落している銘柄はポジティブなミスプライスであり、逆に下方修正されているのに株価が強い銘柄はネガティブなミスプライスという扱いになる。

具体的には、2月末以降現在に至るまでにコンセンサス営業利益予想の変化率が大きくプラス(つまり上方修正)で、かつ同期間の株価が大幅にマイナスという条件を満たす銘柄が前者で、その逆が後者ということになる。

 

今回はあくまで例として業績は営業利益を用い、変化率は今期と来期の平均値としている。

また、母集団は東証一部上場銘柄とし、値の高低の判断は4分位による最高・最低分位の値を閾値としている。

そして、参考までに、ポジティブまたはネガティブの条件を満たすもののうち、特に業績予想の修正幅と株価の変動幅が大きい30銘柄をそれぞれ抽出した。

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