2016年から2017年まで放送のハワイ版テラスハウス『ALOHA STATE』に出演していた経歴を持つ、モデルの長谷川ミラさん。南アフリカ人(ドイツ系アイルランド系)の父と日本人の母を持つ自身のバックボーンを生かし、モデルの仕事と並行して、ジェンダーや環境問題、フェミニズムなどさまざまな社会問題に関しても活動している。

そんな彼女が、発信する連載「日本人として思うこと」の第2回。今回は、「ボランティア」について。東日本大震災から9年経った今、私たちにできることとは? 3.11で迷うことなく宮城県へ復興支援に行ったというミラさんのお父様の姿勢から、私たちは学ぶべきことが大いにあるような気がする。

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「3.11」から9年。
いまだ終息していない現実

2011年3月11日 、東日本大震災で1万7737名の方が亡くなり、未だ2529名の人が行方不明で見つかっていない。9年経った今でも避難所生活を強いられている人は約4.7万人にものぼる。

2011年3月東日本大震災の様子。Photo by iStock

毎年3月11日になるとネット上は、検索サイトyahooで検索ごとに10円の寄付ができるシステムをシェアする人々で溢れかえる。もちろん、その瞬間にできるアクションとしては凄く大きいものだと思うし画期的だ。現に私も毎年必ず検索するようにしている。でも実際のところ、東日本大震災についてしっかり向き合うのはこの時だけで、この日を過ぎるとあまり話題にしなくなる、という人も正直多いのではないだろうか。

私達だけではない。
テレビ、メディアだってそうだ。今書いてるこの記事だってそう。3月はこのトピックについての需要が高いから。でも、現地はどうなんだろうか。ボランティアもやはり3月に多いのだろうか。熊本とか、台風被害とか、ほかに支援が必要な場所も含めて、本当に必要としているケアはなされているのだろうか。今日はそんな「ボランティア」についての話がしたい。

とはいえ私自身も、毎年東北の被災地に行こう行こうと思っていても、なかなか腰が上がらず、時間ばかり過ぎてしまっているのが現状だ。しかし、私がこうしている間にも、仕事の合間を縫ってボランティアという形で現地に足を運んでいる人も沢山いる。私の父もそのうちの1人だった。