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「東京封鎖」か…対応を誤れば安倍政権も、ポスト安倍も吹っ飛ぶ

未曾有の危機には未曾有の対策を

「トリプルパンチ」どころではない

東京都の小池百合子知事が3月25日、今週末の外出自粛を要請した。今後の感染状況次第では「首都封鎖」の可能性も否定していない。前日の24日には、東京五輪の1年延期が決まった。日本経済は、そして政局はどうなるのか。

昨年秋の消費増税が日本経済に大変な悪影響をもたらしたのは、ご承知の通りだ。昨年10〜12月期の国内総生産(GDP)はマイナス7.1%に急落した。政府は悪天候も理由に挙げたが、天気が悪かった程度で、これほど落ち込むわけがない。主犯は増税である。

この数字には、新型コロナウイルスの影響が含まれていない。新型コロナは日本だけでなく、世界経済に大打撃を与えている。5月18日に発表される今年1〜3月期のGDP速報値は前期に続いて、悲惨な数字になるだろう。

 

加えて、東京五輪・パラリンピックの延期が決まった。私は2月中旬から複数の連載コラムで「夏の東京五輪は難しい」と書いてきた(https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200222/dom2002220004-n1.htmlhttps://www.zakzak.co.jp/soc/news/200321/dom2003210006-n1.htmlhttps://www.shikoku-np.co.jp/feature/hasegawa_column/20200229.htmなど)。予想通りとはいえ、延期の決定は遅すぎたくらいだ。

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そこへ、外出の自粛要請である。もしも首都封鎖となったら、日本経済は「消費増税、東京五輪延期、新型コロナウイルスによる首都封鎖」というトリプルパンチに直撃される形になる。いや「世界経済の低迷」を加えた「クワトロパンチ」と言っていい。

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