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人気再燃のロフト付き物件「向いてる人」「不向きな人」の差って何?

一人暮らしを始める前に要チェック

一見オシャレな印象だけど…

新生活が始まる季節です。就職や進学、転勤などによる初めての一人暮らしの準備に追われている人も多いことでしょう。その中で最も頭を悩ませるのが、物件選びではないでしょうか。

新社会人や大学新入生の場合、家賃に大きな予算は割けません。できるだけ予算を抑えることを考えながら、物件を選んでいくと、目にするのが『ロフト付き物件』です。

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ロフトとはそもそも「屋根裏部屋」という意味ですが、ここでいうロフト付き物件というのは、天井を高くして中二階を設け、梯子や階段を設置した部屋のことを示します。

1980年頃から不動産価格は高騰していき、その後、いわゆる“バブル期”を迎えます。ちょうど団塊ジュニア世代が大学進学や就職を迎える頃で、一人暮らしをするための物件が多く必要とされる頃でした。ただ、限られた土地にできるだけ多くの部屋を作ろうとすると、狭くて居住性の低い部屋となってしまいます。そこで考えられたのがロフト付き物件です。

 

ロフト部分の床は、一部条件がありますが(その広さが床面積の半分以下であること、天井の高さが1.4メートル以下であることなど)、基本的にはその部屋の床面積には含まれません。つまり、同じ床面積でも部屋をより広く活用できることに加えて、ロフト部分の床は課税対象外となり、節税対策にもなるのです。

このような理由もあり、ロフト付き物件は次々と増えていきましたが、その後人気は下火になります。なぜなら、一見隠れ家的でオシャレな印象があるものの、いざそこで生活を始めてみると、「住みにくい」と感じられる点も多かったからです。