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「食用野生動物が新型コロナ発生源」は中国政府の捏造か

秘密の事情があるのだろうか…

本当に武漢の海鮮市場が発生地だったのか

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染によって発症する武漢肺炎(COVID-19)の発症地点とされたのは、中国湖北省の武漢市にある「華南海鮮卸売市場」(以下「華南海鮮市場」であり、その中でも新型コロナウイルスの発生源である可能性が濃厚とされたのは「野味(野鳥や野獣の肉)」を販売する商店であった。

2005年3月に開業した華南海鮮市場は前後2度の拡張を経て、5万平方メートルと東京ドーム(4.68平方メートル)を凌ぐ総建築面積を有し、新華路を間に挟んで東区と西区に分かれ、1000軒近い商店が立ち並ぶ、武漢市のみならず華中地区で最大の海鮮水産品の卸売市場である。

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武漢市では2019年12月8日を皮切りとして同月下旬までに原因不明の肺炎患者が合計27人発見されたが、これら患者が基本的に華南海鮮市場から来た、あるいは華南海鮮市場へ最近行ったことがあるという事実が判明した。

このため、武漢市衛生健康委員会は12月31日に次のように情報公開を行った。すなわち、近頃一部の医療機関は、診察した原因不明な肺炎患者の多くが華南海鮮城と何らかの関連性を持つことを発見した。

 

目下のところ判明している肺炎患者は27人で、このうちの7人は病状が深刻だが、残り20人の病状は安定しており、2人は近日中に退院が可能と思われる。