# 仮想通貨 # 新型コロナウイルス

コロナ相場のビットコインで「大儲けする人」「大損する人」の分岐点

短期筋の投資家からすると魅力的だが…
砂川 洋介 プロフィール

ビットコインのこの乱高下相場で、売りと買いをうまく捉えた投資家はダブルで利益を出した可能性はあるが、大抵の投資家は「往復びんた」を食らうことを恐れて手出しはできなかっただろう。

中東諸国の微妙なせめぎあいと実体経済の冷え込み懸念が重しとなってリバウンドが入りにくい原油先物とは異なり、「ファンダメンタルズ要素無し、ボラティリティだけ」を投資尺度として投資マネーが主体の暗号資産市場のほうが、今は面白味があるといえよう。

国内の取引所では、自主規制などを背景に高いレバレッジを掛けられなくなっているが、これだけのボラティリティがあればFX、株の信用取引などとは比較にならない値動きを楽しむことができる。

〔photo〕gettyimages

暴落と暴騰のメカニズム

ちなみに株式の下落などは世界経済の先行き不透明感などが要因とされているが、暗号資産の下落は何がきっかけとなったのか。基本的な構造は、株式市場の下落要因と同じだと筆者は考える。

つまり新型コロナウイルスの大流行をきっかけとした世界経済の雲行きを警戒視した投資家が、株式市場同様、保有している暗号資産を売りに出したのだろう。

 

しかし、時価総額が株式市場と比べると「象とアリ」ほど違う暗号資産市場では、需給のバランスが大きく崩れたが最後、ロングに傾いたポジションのアンワインドが一斉に発生し、売りが売りを呼び数分で数十%急落する地合いとなってしまいがちだ。

実際、ビットコインは3月12日の夜から13日の朝にかけて75万円水準から46万円水準まで叩き売られている。

関連記事

Pick Up

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/