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新型コロナ「内定取り消し」パニック…学生たちの不安と苦悩

オンライン就活はさらなる格差を生む

新型コロナウイルスの影響がありとあらゆる場面に及んでいるが、中でも就活生は恐慌状態に陥っている。新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した一部業界で、内定取り消しが始まったからだ。

飲食・宿泊業を中心に内定取り消し

新型コロナウイルスが即座に影響を及ぼしたのは、飲食・宿泊・観光業界だった。

海外からのインバウンド顧客が激減したのを受け、宿泊施設は例年の1~2割しか稼働できていない地域もある。旅行代理店大手のエイチ・アイ・エスは売上高を1,250億円下方修正。個人経営の宿泊施設にとっては、倒産リスクもある減少幅となっている。

また、飲食業も昨年比10%以上減となった店舗が過半数と、厳しい状況が続く。こちらも家賃など固定費が多い飲食業にとって、大きな痛手だ。

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3月18日までに、厚労省へ報告された内定取り消しは13社21人。上記のとおり、打撃を受けた宿泊・飲食業での取り消しが最多となっている。

法人も先見の明から採用を取りやめたというよりは、数か月以上もキャッシュが無くなる危機を迎え、瀬戸際でやむなく決めただろうと察せられる。