初対面の人とは「天気の話」をするのが、やっぱりベストなワケ

それでも、人と差がつくポイントがある
麻生 けんたろう プロフィール

「小粋な表現」を身につける

ただし、1つだけ努力してほしい部分があります。雨の日なら、ただ「今日は雨ですね」と言うのは卒業しましょう。どんな雨なのかを、必ずつけ加えてください。

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ずっと降り続いているのか、降ったり止んだりを繰り返しているのか。大粒なのか、小粒なのか。横なぐりに降っているのか、まっすぐに降り注いでいるのか。

冷たさにも、いろいろな感じ方があるはずです。そうした細かな部分に心を寄せてみることが大事なのです。

仮に、降ったり止んだりを繰り返していて、1つ前の駅では晴れていたとしたら、「今日は片時雨ですね。隣の駅で乗ったときは晴れていました」

と言ってみてください。間違いなく、あなたの印象はアップします。

もちろん、ある場所では雨が降ったり止んだりだけど、ほかの場所では晴れている、という状態を「片時雨」と呼ぶのを知らなければ、言えるはずもありません。

でも、サラっとこんなふうに言えたら、ありきたりな天気の話ではなくなります。

しかも、社会人になりたての方が口にしたら、ポイントはさらに高くなるでしょう。

 

このように、センスや教養を感じさせる会話が「社会人の会話」なのです。これを緊張せずにおこなえるようになるのが、大人への第一歩と言えます。

ですから、まず大切なのは、天気を表す言葉を、少しずつ自分の中に増やしていくことです。それができているかできていないかが、天気の話から入れる方と、入れない方の違いとなるのです。