中古市場が熱い…!「セカンドストリート」が女性に大人気の理由

フリマアプリとの戦いの行方は
小宮 紳一 プロフィール

フリマアプリに勝てるのか

とはいえ、セカンドストリートが順風満帆というわけではなく、拡大を続けるC to Cが大きな脅威となっていることは間違いない。フリマアプリが牽引するC to Cの物販分野の市場規模は2018年に1兆円を突破しており、今後も拡大が見込まれている。

基本的にB to Cの形態を取るセカンドストリートのようなリユースショップから見ると、フリマアプリは顧客を奪うだけでなく、買い取りの機会までも奪っている。

リユース業の妙味とは、商材が中古品であるがゆえの粗利率の高さに加え、現金買い取り・現金販売なので売掛金が発生しないことなどが挙げられる。しかし、調達の大半が買い取りなので、売上を伸ばすためには買い取り量を増やしていくしかない。

しかしフリマアプリの普及によって、不要品をリユースショップに持ち込むのではなく、自分で値付けして売却する人が激増したのである。このような現状で、セカンドストリートもただ指をくわているわけではなく、600店を超える実店舗の窓口だけでなく、ネットや出張でも買い取りを行っている。

 

それでもフリマアプリと比べれば、まだまだ課題は多い。売却という点においては、手間や費用、取引時間などでリユースショップが優位には思える。しかしリユースショップに対する不満として、筆者も体験した通り、買い取り価格の基準が分かりにくいことがそうだ。

こうした査定額に対する不満の声から、近年では、品目別に年式、外観、取扱ブランドなどの条件により査定基準を定め、ネットなどで情報提供するショップも増えてきている。しかし、ブランド品以外の物に関しては、情報開示が十分とは言えないのが現状である。