2020.05.30
# クラウド会計

会計ソフトのクラウド化「Freee」が成功している、シンプルな理由

「freee」佐々木大輔社長に聞く
夏目 幸明 プロフィール

創業時、ソフトを様々な方に見せたのですが、評価はあまりよくありませんでした。「既存の会計ソフトと違いすぎる」「欲しいのはここをちょこっと変えたもので~」という意見が大半だったのです。

ここで「斬新すぎるから今はやめておこう」という判断もあったかもしれませんが、私にはこれが絶対、業務効率化、経営の可視化に繋がるという確信がありました。

 

火がついたのは、ある人から「会計ソフトで何をやったところで起業はできないよ。パソコンが生まれて30年変わってないんだから」と言われたときからです。

「環境が変わっているのに、会計ソフトだけ変わらない真の理由は何なのか?」と思い、それを突き詰めるなら、失敗するにしても学び多い失敗になるはずだ、と考えたのです。

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身近なものも徹底的に効率化していくのが好きです。何でもペーパーレスでやりたがり、よく「この紙、早くスキャンして捨てよう」と考えます。鍵や財布を探すのが好きでなく、きっちり同じ場所にしまいます。

まとまった時間に「これを書く」と決めたら、その間、電話があってもメッセージが来ても「僕は知らん」となるのも効率化の一つなのでしょう。

今はキーボードを叩いていると仕事をしているような雰囲気が出せますが、決してパソコンは最終形だと思いません。いつかスマートスピーカーにしゃべったら仕事ができるとか、そんな世界が来るのでは? と想像しますし、これこそが今後伸びていく領域だと思います。

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